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コスメとは

コスメとは、コスメチック(cosmetic)の略で、 化粧品・頭髪用化粧品の総称のことです。 「え?同じことだったの?」と思われるかもしれませんが、辞典には「化粧品の総称」と表記されています。
しかしながら、一般的には以下の意味で認識されていることがほとんどです。

・コンビニコスメ
・薬局コスメ
・プチプラコスメ

つまり、多くの人が「手頃な値段で購入できる」「身近に感じられるアイテム」のことを「コスメ」と呼び、それ以外は「化粧品」と呼ぶ人が多いようです。 コスパ好きの若い世代には「どの化粧品がおすすめ?」と聞くよりも、「何のコスメ使っているの?」という会話を使う人がほとんどです。つまりコスメとは、化粧品に変わって登場した身近な単語が「コスメ」になったと考えられます。

化粧品とは

辞典での表記をみると化粧品とは、「容姿を整えるため化粧に用いる品目の総称」とあります。言葉にすると、ちょっと難しく聞こえますね。
実は、化粧品を品目別に細かく分けると、ファンデーションやマスカラだけでなく、整髪料やネイル、なんと歯磨き粉まで化粧品に含まれてしまうのです。驚きの幅広さですよね。

では、何から何までが「化粧品」なのでしょうか。以下にあるアイテムすべてが、化粧品として分類されます。

(1) 毛髪用・・・洗髪料 (シャンプー,ヘアリンス) ,ヘアトニック ,整髪料 (ヘアワックス,ヘアオイル,ヘアクリーム,ヘアスプレー) ,カラー剤,ブリーチ剤,パーマ液など
(2) 皮膚用・・・洗浄料 (石鹸,洗顔料,クレンジングクリーム ) ,化粧水 (乳液,美容液) ,クリーム,フェイスパウダー (粉末,練り,固形,水) ,ファンデーション,シャドー,口紅,チーク,芳香品 (香水,オードトワレ,ボディクリーム) ,薬用化粧品 (制汗スプレー,脱毛剤,美容マスク,UVクリーム,クリーム,パウダー)
(3) 眼用・・・アイクリーム,アイライナー,マスカラ,アイブロー、アイシャドー
(4) 爪用・・・エナメル(マニキュアのこと),エナメル除去液(リムーバー),甘皮除去液
(5) 口中化粧品・・・歯磨き,うがい薬,マウススプレーなど

このように、化粧品とは見た目を美しくしたアイテムのみならず、皮膚に塗布するものなども化粧品に含まれるのです。

プチプラコスメとは

ちなみに、プチプラコスメの「プチプラ」とは、プチプライスのこと。ドラッグストアやコンビニなど、手軽かつ低コストで買えるコスパの良い化粧品アイテムのことです。

化粧品の種類や使い方とは?スキンケアについての基礎知識

上記で紹介した化粧品の中でも、成分や使い方によって、さらに細かく分類されます。一般的には、以下のようなジャンルに分けられます。

・基礎化粧品
・メーキャップ化粧品
・自然派化粧品
・薬用化粧品
・頭髪用化粧品

基礎化粧品とは、「肌の調子を整えたり、肌の健康を保つために用いる化粧品」のこと。つまり、お肌のお手入れに必要な毎日洗顔やその後に使うものをイメージすれば、ピンとくるアイテムです。
・洗顔料
・クレンジングクリーム
・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
・パックシートなど

メーキャップ化粧品とは

メーキャップ化粧品とは、「美しく装うために用いる化粧品」のこと。 何だか、女性であることに品格を感じられる様な高貴な言葉ですね。 でも、アイテムはその名の通り、メイクに使うお馴染みのアイテムばかりです。

・ファンデーション
・チーク(頰紅)
・ルージュ(口紅)
・グロス
・アイブロー
・アイライナー
・アイシャドー
・マスカラ
・マニキュア ・香水など

自然派化粧品とは

 自然派化粧品とは、動物・植物などの天然成分を配合している化粧品の用語です。
主に使われている成分が天然由来であるため、自然派と言っても全く化学成分が含まれていないという意味ではありません。
また、自然派とともに「オーガニックコスメ」という用語も聞かれますが、こちらも同様に有機栽培の植物油などを使用する主成分とだけが、オーガニックであるというだけで、化学成分の保存料が含まれている化粧品もあるのです。

正しいオーガニックコスメの選び方

正しいオーガニックコスメを選ぶ時には、先に記述したように化学成分が含まれている化粧品もあるため、良く成分を見比べてみる必要性があります。そのため、独自の基準を設けて環境配慮などに適した化粧品なのかを認定する認証期間が発行する認証マークという物が一つの購入目安となっています。
この認証マークを取得するためには、とても厳しい審査基準を通過しなければならず、土壌から製造過程において「環境と生物に負荷を最小限に抑えて行っている」ことが必須条件となっています。

オーガニックコスメの認証マーク

では、実際にオーガニックコスメを見分けるための【認証マーク】について知識を入れていきましょう。

・BDIH・・・ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟の略。世界初、2000年にドイツで設立。独自の基準を設けてオーガニックコスメの仕分けが出来る様にガイドラインを制定。
・Na Ture・・・2008年同じくドイツで設立。BDIHでは対応出来なかったガイドラインを新たに設けてドイツの主要6メーカーが設立した団体。(プリマヴェラ、ハウシュカ、ラベーラ、ヴェレダ)
・ECOCERT(エコサート)・・・世界最大規模の有機認定機関。1991年に農学者たちによって設立された団体。ヨーロピアンを中心に世界50カ国以上で認証を行っている。
・ USDA・・・アメリカの有機認定機関。日本のJAS規格にあたる機関。アメリカではオーガニックコスメの認定基準が確率されていないため、有機食品の基準が採用されているケースが多い。

このように、一言で「オーガニックコスメ」と言っても様々な種類があります。オーガニックアイテムを選ぶときの参考にしてください。

 
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