▼ジェルネイルができあがるまでの一連の流れ
Step1:爪の形を整える
Step2:甘皮を押し上げる(&ニッパー)
Step3:爪の表面をくもらせる
Step4:爪の表面の削りカス・油分の除去
2、ジェルを塗る(ワンカラー塗り)
Step1:ベースジェル
Step2:カラージェル(1回目)
Step3:カラージェル(2回目)
Step4:トップジェル
Step5:未硬化ジェルの拭き取り
はじめに道具を準備しておく。
まず、キッチンペーパーに消毒用エタノールを含ませ、手指の消毒する。
ポイント
このあと塗るジェルは、爪の表面に油分があるとジェルの密着が悪くなり、すぐに剥がれる原因となるため。
▲整えてない爪
消毒が終わったら、エメリーボードを使い爪の形を整えていきます。
爪の形はいろいろありますが、
初心者さんは、まずは、爪のカタツキをなくし左右が揃った形をまずはめざしてみましょう!
▼爪の形を整える順番は、①〜③。
ルールは、一方方向に動かす事です。
②と③のやじるしは、動かす方向です。
①〜③の順番が正しい整え方ですが、最終的にかたつきなくきれいな形になればOK!
①→②→③→①にもどっても◎
ポイント
これが残っていると爪の先端(エッジ)に上手くジェルを塗れなくなるので、スポンジファイルを使って取り去りましょう!
▼形が整った爪!
爪の形が整ったら、甘皮を押し上げていきます。
目的
・生え際がはっきりして、生え際にジェルを塗りやすくなるし、持ちもUP!
・見た目の美しさもUP!
甘皮を押し上げる道具は、セラミックプッシャーかメタルプッシャーのどちらでもOK。
初心者さんや甘皮が張り付いている方は、
セラミックプッシャーがおすすめです。
ポイント&注意
ですが、セラミックプッシャーはオイルインでないものを使うようにして下さい!!
根元にオイルがついてしまい、ジェルが剥がれる原因となります。
やり方は、
キューティクルリムーバー(甘皮を柔らかくする液体)を甘皮部分全体に塗布して、セラミックプッシャーかメタルプッシャーを甘皮に当てて押し上げていきます。
▼メタルプッシャーが苦手という生徒さん多し…
「サロンに通っている時、やられて痛かったからトラウマになっています」とのこと。
角度と力加減が重要!!
立てる事で食い込みにくく、あげやすくなります。
力任せにやるのはNG!!!
痛みを感じたら、力の入れ過ぎです。
左コーナー部分から、右に向かって少しずつずらしながら押し上げていきます。
コーナー部分は斜めに当てて押し上げます。
(セラミックプッシャーも同じ動かし方です)
▼押し上げられたら…
消毒用エタノールをつけたワイプ(キッチンペーパー)でカスを拭き取り、必要に応じてキューティクルニッパーで除去します。
ポイント
絶対にキューティクルニッパーを使わないといけないか?というとそうではなくて、個人差があります。
使わなくても全然OKな方もいます。
カットしすぎて赤くなり痛々しくなる方もいらっしゃるので、要注意です!
甘皮処理が終わったら、スポンジファイルを使って爪の表面をまんべんなく くもらせる程度削ります。
軽い力で、スポンジファイルを爪全体に当てて動かします。
ここでガシガシやると爪が薄くなるので、注意!!
ポイント
自爪とベースジェルの密着を良くするために行います。
このサンディングなしで塗れるベースジェルもありますが、個人差があり、サンディングした方が持ちが良くなる方もいます。
▼2枚爪になっていた所も、スポンジファイルを当ててサンディングすることでなくなります!
▼全体くまなくくもればOK!
目安として、全体が白くなれば◯
爪の表面が毛羽立った状態になり、ジェルの密着がよくなります。
Step3で爪の表面を削ったので、爪の表面についたカス(ダストともいいます)を拭き取ります。
ワイプ(キッチンペーパー)に消毒用エタノールを含ませ、爪の表面についたカスを拭き取ります。
サイド、根元に入り込んだカスまで
きれいに拭き取りましょう。
▼カスを拭き取った爪✨
以上、Step4までがジェルを塗る前の下準備でした!
次は、いよいよジェルを塗る行程に入ります。
最初に自爪に塗るジェルのことを、「ベースジェル」といいます。
ポイント
ジェルは、爪のキワ(根元とサイド)髪の毛約1〜2本(0.5ミリ)の隙間を空けて塗っていきます。
理由は、ジェルは皮膚には密着ないからです。
皮膚についたまま硬化してしまうとそこから剥がれてしまいます。
また、見た目も汚いです。
▲ジェルのすくい方。
コンテナの壁に沿って、矢印の方向にすくいあげます。
▼丁寧に爪にベースジェルを塗っていきましょう!
▼ジェルが皮膚にはみ出したら…
ウッドスティックで拭いましょう。
▼ベースジェルが塗れた爪
▼ライトに入れて硬化します!
(※硬化時間は、使うベースジェルや硬化するライトによって異なります)
ポイント
(ベースジェルもカラージェルもトップジェルも)
ですが、それが正常です!
もし誤って触って指紋がついても、上からジェルをのせれば大丈夫◯
ベースジェルが硬化出来たら、その上にカラージェルをのせていきます。
表面を触るとベタベタしますが、そのまま拭き取らずにカラージェルをのせます。
使用カラージェルは「ageha105」です。
(透明感がありちょっとくすみのあるピンクです)
▼ベースを塗った筆を使って塗るので、筆に付いているベースジェルをキッチンペーパーにはさんで拭き取ります。
少量カラージェルを取り、ベースジェルを塗った上にカラージェルを塗っていきます。
多くカラージェルを取りすぎると、ムラになりやすいため注意!
ポイント
▼塗り終わったカラージェル
1回目は多少ムラがあってもOK。塗り重ねていけば、ムラはなくなっていきます。
ライトにいれて、硬化します!
1回目のカラージェルが硬化し終わったら、再度同じ色のカラージェルを塗ります。
これを「2度塗り」と言います。
1回目と同じ要領でカラージェルを塗り、ライトに入れて硬化します。
ポイント
また、2度塗ったけど薄いなと思えば、3度4度塗り重ねてOKです。塗り重ねるごとに、濃くなっていきます。
▲カラージェルを2度塗ったネイル
2度目を塗り硬化したら、最後にトップジェルを塗ります。
マニキュアでいう、トップコートですね。
強度を出し、ツヤを出します。
▼まず、カラージェルを塗っていた筆をきれいにしましょう。
キッチンペーパーにエタノールを含ませ挟み込んで拭いて、カラージェルが出なくなるまで繰り返します。
ポイント
みなさん驚かれますが、トップジェルは多めにのせます。
そうすることで、ジェルネイル特有のぷるんとした見た目となめらかな仕上がりになります。
強度もでてもちもUP!
また、量が少ないとツヤが上手く出ない原因になります。
▼トップジェルを爪全体に塗りましょう!
ベースジェルを塗った面積です。
▼トップジェルを塗ったジェル。
ぷるんとしてツヤが出ています。
はみ出しがないかチェックしたら、ライトに入れて硬化します!
トップジェルをライトに入れて硬化し終わったら、未硬化ジェルを拭き取りします。
コットンに消毒用エタノールを含ませ、全体覆うようにしながら少し力を入れて根元から爪先まで一気に拭き取ります。
一回拭き取った面は、使わないで下さい!
せっかく拭き取った未硬化ジェルがまた爪についてしまい、くもる原因に…。
ポイント
力を込めて拭いてもジェルは爪から取れないので安心してくださいね!
▼拭き取った後は、エメリーボードで軽く爪の形を整える。
ポイント
最後にエメリーボードで形を整える理由…
バリにジェルが付きそのまま硬化してしまいカタツキが出たり、
ジェルが爪の裏に入って硬化してしまっている場合があります。
そんな場合に、エメリーボードを爪の裏に当てるようにして動かすと、カタツキが取れます。
また、裏に入って硬化してしまったジェルは無理矢理とると爪先から剥がれる可能性もあるため、むりやりむしり取らずエメリーボードで切れ目を入れておけば自然に取れてきたりします。
▼完成です!!!
つやっつやの仕上がりになりました。
【きれいに出来たネイルの基準】
諦めずに、楽しみながら練習を重ねていって下さいね^^