ベッドか布団か?選ぶときのポイント
ベッドか布団かを選ぶとき、寝心地のよさが重要になります。睡眠時間は1日の3分の1を占めるため、やはり快適さを求めたいところです。ただし、収納・設置スペースやお手入れのしやすさも大切な要素といえます。他にも、デザインにを重視する人もいるでしょう。
ベッドか布団かを選ぶ際は、何を重視するのか整理しておきましょう。優先順位が決まれば、以下で紹介するベッドと布団のメリット・デメリットの比較検討がしやすくなるはずです。
ベッドのメリット
ベッドを使うメリットを紹介します。
ほこりやハウスダストを避けられる
「ハウスダストゾーン(ほこりゾーン)」とは、ほこりやアレルゲンが多く対流している、床から30cmほどの高さまでのことをいいます。ベッドの場合、床から30cm以上の高さに顔がくるため、自然にハウスダストを避けられます。デリケートな体質の人や小さな子どもがいる世帯は、メリットに感じるのではないでしょうか。
選択肢が豊富
すのこベッドや収納付きベッド、ロフトベッド、ソファベッドなど、フレームの選択肢が豊富な点もベッドのメリットです。実用面とデザイン面の両方から、好みのベッドを選べます。子ども部屋用の二段ベッドや、ゲスト用の折りたたみベッド、介護用の電動ベッドなど、用途に応じて最適なものを選ぶことも可能です。
マットレスの寝心地がよい
寝心地には人それぞれ好みがありますが、布団よりベッド(マットレス)の方が優れていることが多いようです。体圧分散性が高いので、疲れが取れやすく、睡眠の質を高められます。また、マットレスは種類が豊富なので、自分の体型や寝心地の好みにあわせてマットレスを選べることもメリットの一つです。
起きるときの体の負担が少ない
座った状態から楽に立ち上がれる点も、ベッドのよさです。特に、シニア層やひざ・腰に持病がある人にとって、メリットになるでしょう。ベッドによっては、脚を交換・調節することで高さ調整できるものもあります。また、マットレスの厚さで高さを調整することも可能です。
上げ下ろししなくてよい
布団の上げ下ろしは、毎日のこととなると意外と面倒です。ベッドであれば上げ下ろしする必要はありません。いつでも寝られる状態なので、気軽に横たわることができます。朝晩の時間に余裕がない共働きの夫婦などは、ベッドのほうが便利に感じることが多いでしょう。
ベッドのデメリット
ベッドを使うとどのような点に不満が出やすいのでしょうか。主なデメリットを紹介します。
場所をとる
ベッドは部屋のかなりのスペースを占めるので、寝ていない間はデッドスペースになってしまいます。部屋が狭くなったり圧迫感を感じたりすることもあるでしょう。ただし、シングルやダブル、クイーンなどさまざまな大きさがあるので、部屋にあわせたサイズ選択は可能です。また、折りたたみや収納付きなら部屋が狭くてもスペースを有効活用できます。
マットレスを干すのが大変
布団と同じくマットレスにも湿気はこもりますが、重量があるため気軽に干せません。そのため、カビが発生してしまうこともあります。ただし、月に1回程度マットレスを立てて乾燥させる、部屋の換気をしっかりするなどの除湿対策を行えば、過度に心配する必要はありません。
処分するのに手間がかかる
ベッドのフレームやマットレスは大型家具として処分するため、事前の手続きと費用が必要です。布団のように、車に積んで自治体の処理場などに持ち込むなどは難しいでしょう。
ただし、ベッドを販売する店舗のなかには、不要なベッドの引き取りサービスを実施しているところもあります。購入したベッドや布団の配達時に、古いベッドやマットレスの引き取りを行うことも可能ですので、こういったサービスを利用するのがおすすめです。
布団のメリット
日本の住居や暮らしにあわせて作られた布団には、独特のよさがあります。布団を使うメリットを紹介します。
日中は部屋を広く使える
畳んで収納できる点は、布団ならではのメリットです。一人暮らしで部屋のスペースが限られる場合や一室を寝室兼書斎にしている場合、子ども部屋がある場合などでは、メリットが多いでしょう。押し入れがなくても、畳んで隅に置けば部屋を広く使えます。
お手入れが楽
ベランダに運んで天日干しができる点は、布団のよさです。人は睡眠中にコップ1杯程度の汗をかくだけでなく、日本は湿度が高い地域です。定期的に干せる布団の方が、地域の特性にあっているといえます。また、丸洗いできる布団も販売されています。
寝ている間に落ちる心配がない
床に布団を敷けば、落ちてしまうことはありません。寝相が悪い場合や小さな子どもを寝かせる場合に安心という声もあります。子ども用の柵付きベッドもありますが、ある程度年齢が上がると大人用のベッドが欲しくなる傾向があるようです。子どものうちは布団を使い、成長してからベッドを購入する方法というのも一つの手です。
処分するときも一人でできる
処分の際は、ベッドに比べて手間がかかりません。一人でも車で運ぶなどして粗大ごみセンターに持ち込めます。なお、通常は粗大ごみとして扱われますが、小さくすれば普通ごみとして出せる自治体もあります。
布団のデメリット
ライフスタイルや住居環境によっては、布団があわないこともあります。ここでは主なデメリットを紹介します。
ほこりやハウスダストを吸いやすい
床には、ほこりやハウスダストが溜まっています。床に布団を直に敷いて寝ると、どうしてもそれらを吸い込んでしまいやすくなる点がデメリットです。アレルギー体質の人やデリケートな子どもは、ベッドで寝たほうがよいという意見もあります。
上げ下ろしが負担
日々の布団の上げ下ろしが負担になる人もいます。足腰に負担を掛けたくない人には、布団は向きません。上げ下げが大変なので、敷きっぱなしにしてしまうこともよくあります。そうなると、湿気がこもってカビが発生することがあります。特に、床がフローリングの場合は、湿気が逃げにくいので注意しましょう。
耐久性が低い
綿や羊毛の繊維でできている布団は、耐久性が低い面があります。特に敷布団は、体重によってはクッション性がなくなってしまうことがあります。寝心地のよさを重視する場合、買い替えコストが高くつくかもしれないことに注意が必要です。
床冷えする
布団で寝ている人のなかには、冬が寒くて辛い人もいます。理由は、床からの冷気が伝わりやすいことです。特に、フローリングの住居では寒く感じるでしょう。また、暖かい空気は上に溜まりやすい性質があるので、床近くの布団までは暖房が回りにくいことも原因の1つです。
カビが生えやすい
布団を敷きっぱなしにすると、布団が吸収した水分が床板に伝わりカビが発生してしまうことがあります。毎日布団を上げ下おろししたり定期的に干したりすれば防げますが、敷きっぱなしにする場合は、吸湿素材のシートやすのこマットを下に敷くなどの工夫が必要です。
ベッドか布団かどうしても迷ったときには…
ベッドと布団のそれぞれのメリット・デメリットがわかった上で、どちらか迷う人もいるでしょう。たとえば、寝心地はマットレスがいいけれど、小さな子どもがいてベッドでは落ちないか不安な人もいるでしょう。よくある悩みを解決できる方法を紹介します。
近年はベッドを選ぶ人が多い
昔は布団が主流でしたが、現在はベッドを使用する人が6割以上となっています。和室が少なくなったことや、洋風のライフスタイルが一般的になったことなどが関係しているのでしょう。スペースを取ってしまう点がベッドのデメリットですが、収納付きのベッドフレームで解決できることもあります。収納ベッドについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
すのこベッドを選ぶ方法もある
マットレスは、手軽に干せない点がデメリットです。「カビが発生するのではないか」「湿気が溜まって不衛生になるのでは」と考えてベッドを使えない人もいるでしょう。このような場合は、日本生まれの「すのこベッド」がおすすめです。通気性がよく、カビの発生を抑えられます。詳しくは、こちらの記事でも解説しています。
おすすめすのこベッド・マットレス&敷布団をご紹介
おすすめすのこベッド
天然木すのこベッド バノン
シンプルながらもナチュラルな優しさと耐荷重350kgの頑丈さを併せ持つヘッドレスすのこベッド「バノン」。頑丈さの秘密は厚さ3cmの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟。余計な装飾が一切付いていないすっきりとしたフォルムの木製ベッドで、すのこベッドならではの優れた通気性でオールシーズン快適。
ライフスタイルに合わせて4段階の高さ調整も可能。サイドに余計なでっぱりやくぼみがないため2台を並べてファミリーベッドとしても使用できます。
3色のカラーと豊富な7つのサイズから選べ、マットレスセットもあります。また、少ないパーツと工程数で組み立ても簡単です。
棚コンセント付 木製ローベッド Lohse
木製棚付すのこベッド Selja
おすすめマットレス
IWONUマットレス
IWONU(イウォーヌ)は 創業1953年の老舗寝具メーカー北沢株式会社が立ち上げた新しいブランドで、IWONUマットレスは、素材や製法を丁寧に吟味しこだわり抜いて作られた高機能なウレタンマットレスです。
IWONUマットレスは、3つに分割できる3層構造。上半身・腰・足それぞれの部分の中のマットレス材の裏表を変えることで自分に適した硬さを選べて 、簡単に寝心地をカスタマイズすることが 出来ます。
中材には空気が通りやすい「オープンセル構造」のウレタンを使用しているので、通気性がよく、湿気を吸収・発散。 3分割された中材は1つ1つが軽量なため女性でも出し入れしやすく、気軽に干してカビなどの原因となる湿気ごもりを解消できます。
IWONUマットレスには120日間トライアル期間があるため、安心して本当に自分の身体に合うマットレスかどうか試せます。
- 自由に硬さを選べる3分割×3層構造
- もちもちふわっとしたマシュマロのような柔らかい寝心地
- 優れた体圧分散性と寝返りのしやすい寝姿勢へ導く反発力
- 身体に寄り添う「ジャンプキルト」と「ヴィスコース生地」
- 人にも環境にも優しい「エコテックス®」認証の素材のみを使用
- 厳しい耐久性試験をクリア
- 通気性抜群・軽量でお手入れらくらく
- 安心の120日間トライアル期間と10年の品質保証
- 弊社のスタッフが実際に IWONUマットレスを試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください!
エマ・マットレス
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
高機能・高品質のマットレスでありながら値段がそこまで高くない点も魅力の1つなので、気になる方は是非一度試してみてください。
POINT
※下記の期間限定で「エマ・マットレス」50%OFFセールを実施しています。さらに「エマ・マットレス」の上位モデルは55%OFF、ピロー・プロテクター・ベッドフレーム、交換用カバーとのセット購入も50%OFFになるので、気になる方はこのタイミングで購入するのがおすすめです!
NELLマットレス
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
- 弊社のスタッフが実際にNELLマットレスを試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください!
おすすめ敷布団
雲のやすらぎプレミアム敷布団
「雲のやすらぎプレミアム敷布団」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造の敷布団です。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
- 弊社のスタッフが実際に雲のやすらぎプレミアム敷き布団を試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください!
腰に優しい敷布団 Recovery Design敷布団
「Recovery Design敷布団」は腰を大事にしてきた睡眠健康指導士が、柔道整復師のアドバイスを取り入れ数々の布団を試してみた結果辿り着いた、腰に負担がかかりにくい極厚設計の敷布団です。
身体のすき間を埋めて寝返りの打ちやすい構造になっており、優れた体圧分散性がありながら、高反発性も兼ね備えています。
ダニが入り込みずらく吸水・速乾性に優れた側生地や抗菌防臭加工の中綿など、毎日使う敷布団に必要な機能が全て備わっています。
さらに30日のお試し期間が設けられており気軽に試すことが出来るので、 気になる方は是非一度試してみてください。
「Recovery Design敷布団」の特長
- 腰に負担がかかりにくい極厚設計
- 高反発素材で寝返りがしやすい
- 優れた体圧分散性
- 薬剤不使用でダニが入り込みづらい
- 抗菌防臭加工の中綿「TEIJIN アクフィット」を使用
西川 点で支えるムアツふとん 2フォーム90
昭和西川の人気シリーズ「ムアツふとん」の程よい硬さで身体を支えるタイプ。寝心地・通気性にこだわった2フォーム構造でムアツふとんが初めての方や、体重の軽い方、女性やお子様など、よりスタンダードなお布団がお好みの方におすすめ!