そもそも補正下着って何?
補正下着の役割
補正下着は、洋服を着る前に身体のラインを整える土台的な役割をしてくれます。
メイクでいうと、化粧下地やファンデーションのようなものです。補正下着というと、締め付けがきつく苦しいものとイメージする方が多いかもしれません。ですが、補正下着にはさまざまな種類があり、必ずしも締め付けが強いのが「補正下着」というわけではありません。
こんなときに着用するのがおすすめ
以下のようなときは、補正下着の着用がおすすめです。
・ボディラインの崩れが気になるとき
年齢とともに、「ウエストのくびれがなくなってきた」「脇肉が気になるようになってきた」「ヒップラインが下がってきた」などのお悩みは増えるものです。こういったボディラインの崩れには、補正下着が活躍します。
・タイトな服を着るとき
「タイトスカートを着るときに、おなかのポッコリが目立たないようにしたい」「タイトなワンピースを着るときに、ボディラインをキュッと締めたい」こんなときも補正下着が役に立ちます。
・いつもより美しいボディラインにしたいとき
「おなかをぺたんこにしたい」「ウエストのくびれを強調したい」「バストを盛りたい」といったときは、補正下着の出番!ボディラインを綺麗に整えてくれます。
いろいろある!補正下着の種類
ブラジャータイプ
ブラジャータイプの補正下着は、バストラインを整えて美しくキープしてくれるものです。ワイヤー入りでしっかりバストをホールドするタイプ・厚手のパット入りでバストを盛ってくれるタイプ・脇肉や背中の肉をグッと寄せてくれるタイプ、ノンワイヤーでストレスなく着用できるタイプなど、さまざまなものがあります。
ブラキャミタイプ
ブラキャミタイプの補正下着は、ブラジャーとキャミソールが一体型になったものです。バストラインを整えるだけでなく、おなかやウエスト・背中のラインも補正してくれるので、上半身全体のボディラインメイクが叶います。
ウエストニッパー
ウエストニッパーとは、アンダーバストからウエストにかけてのラインを補正するものです。おなかを凹ませてウエストにくびれを作りたいというときに最適な補正下着です。
ショーツタイプ
ショーツタイプの補正下着は、お尻を丸くきれいな形に整えるものです。はき丈も深いものが多く、下腹部をしっかり覆ってぽっこりおなかも補正してくれます。
補正下着のメリット・デメリット
メリット
・バストラインやヒップラインを持ち上げてくれる
バストラインやヒップラインは、年齢とともに下がったり崩れたりしがちです。逆に言えば、バストラインやヒップラインが下がっていると、老けた印象に見えてしまうということです。補正下着でバストラインやヒップラインを持ち上げることでボディラインが若々しくなります。
・ウエストを細く見せてくれる。
ウエストニッパーやブラキャミタイプの補正下着をつければ、ウエストのくびれが簡単に手に入ります。下腹部もすっきり見せてくれるので、トップスインのコーデやタイトなデザインの服も綺麗に着られるようになります。
・ボディラインの段差をカバーしてくれる
ブラジャーやショーツをつけたとき、ボディラインの段差が気になるという方は多いのではないでしょうか。ブラジャーからはみ出た背中や脇のお肉や、ショーツに乗ったおなかのお肉、ショーツから逃げてしまったヒップのお肉……。こういったお肉によってできる段差も、補正下着を着用することでカバーできます。
デメリット
・選び方を間違えると苦しいことがある
補正下着は、アイテム選びやサイズ選びがとても重要です。目的に合ったもの・体に合ったものを身につけないと、締め付けが強くて苦し過ぎたり、補正したいところがきちんと補正できなかったりしてしまいます。
・素材によっては暑い・汗をかきやすくなる
補正下着は普通の下着に比べて体への密着度が高めです。そのため、素材によっては、暑くて汗をかきやすくなったり、通気性が悪くて蒸れたりしてしまうことがあります。
補正下着の選び方のポイント
目的にあったものを選ぶ
補正下着にはいろいろな種類があるので、着る洋服やお悩みにあわせて選びましょう。
- ・バストアップしたい方やバストラインを整えたい方:ブラタイプ
- ・上半身全体のラインを補正したい方:ブラキャミタイプ
- ・ウエストと下腹部を引き締めたい方:ウエストニッパータイプ
- ・ヒップアップしたい方:ショーツタイプ
自分のサイズに合ったものを選ぶ
補正下着は自分のサイズに合ったものを選びましょう。「細くなりたいから小さいサイズを身につける」というのはNGです。締め付けすぎによって苦しくなったり、不快感を覚えたりしやすくなります。
伸縮性のいい素材を選ぶ
伸縮性のない補正下着は、着用時の締め付け感が強く出やすく、苦しさを感じることがあります。伸縮性が高く、体の動きにフィットしてくれる素材のものを選びましょう。
薄手や薄い色の服の下に着るときはベージュカラーを
薄手の服や薄い色の服の下に黒など濃い色の補正下着を着ると、透けてしまうことがあります。透けにくいベージュカラーを選びましょう。