お得サイト » Blog Archive » コールハーン

おしゃれは足元から…という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。確かにトップスやボトムスにこだわるのも、おしゃれの重要なポイント。しかし、全体のトータルバランスを見て足元だけ野暮ったかったとしたら…それはおしゃれとは言えませんよね。そこで今回は、さまざまな素材のシューズに合わせたケア方法をご紹介していきたいと思います。

シューズケアの大切さ

 

シューズケアは、おしゃれと衛生面のどちらからも非常に重要なポイント。
まず、おしゃれとしての側面ですが…アパレル販売員や街中でおしゃれな人を見かけると、ついつい足元まで見てしまいませんか?実は結構そのような人が多いのです。せっかくおしゃれをするのであれば、足元まで綺麗なシューズで決めるべきだと思います。また、おしゃれなシューズを履いていても黒ずんでいたり、よれていたり…となるとそれは残念。ケアが行き届いたシューズで、ばっちりキメたいものですね。
また、衛生面としてもシューズケアは重要な側面を持っています。汚れた靴は菌が繁殖しがち。臭いの原因となるだけでなく、雑菌が足に付着して足のトラブルの原因にもなりかねません。おしゃれをしたなら衛生面にも気を使いたいところですね。
このように、異なる2つの観点からもシューズケアは重要なポイントだと言えるでしょう。

 

シューズケアをする際に準備するもの

あらゆる用途で使えるオリジナルスニーカーケアを行うシューズによって準備するものは異なりますが、ここでは一通りのシューズケアができるために準備するものをお伝えします。

『必要なものリスト』
・靴用ブラシ
・防水スプレー
・固形石鹸または粉石鹸
・艶出し用のシューズクリーム(レザークリーム含む)
・乾いた布 / クロス
・シューズクリーナー
・ポリッシュ
・靴底用オイル / クリーム

最低限これだけ揃っていれば、それぞれのシューズに合わせたケアを行うことができるでしょう。欲をいえば、汚れを落とす際に使用する靴用ブラシは馬の毛が手入れには良いのだとか…ただ、筆者自身スニーカーに関しては100均のスニーカーブラシで、ガンガンこすって洗っています。しかし、それと同じように高価なレザーシューズにすることはできません。要するに、それぞれ手入れするシューズに合わせたケアが必要ということですね。

とてもデリケート!レザーシューズのケア方法

最近、なに買った? オシャレさん購入の【グリーンシューズ】をチェック! - モデルプレス

レザーシューズはとてもデリケート。手入れをしっかりしないと、カビやシワが…いざ履こうと思った時に、がっかりなんてことがないように日頃から定期的なメンテナンスをしておきましょう。

おすすめケア方法

1.ブラシを用いて付着している汚れや埃を除去する
まずは、ブラシでシューズ全体をブラッシングしていきます。レザーは非常にデリケート。傷をつけないためにも、出来るだけ柔らかい毛質のブラシを使うことがポイントです。紐タイプのシューズであれば、ホール部分もしっかりとブラッシングしていきます。また、ブラッシングで埃や汚れを綺麗に取り除くコツとして挙げられるのは、同じ方向でブラシをかけていくということです。四方八方からブラッシングしてしまうと、さっきとれた埃がまた付着してしまうなんてことになりかねません。気をつけましょう。

2.シューズクリーナーで汚れを除去する
1のブラッシングで取りきれない汚れは、シューズクリーナーで除去していきます。ただ、何度も言いますがレザーは非常にデリケート。シューズクリームが合っていないと大切なシューズにシミができてしまう可能性も…本当にそのクリームで大丈夫なのかを確かめるためにも、まずは目立たない部分で試しに使ってみることをオススメします。がっつりアッパー部分から大胆に塗ってシミになっては泣くに泣けません…

3.レザークリーム(水分量の多いのもが◎)
レザークリームでカサついた皮やヒビ割れを補修していきましょう。ヒビ割れが気になる箇所に関しては、特に入念に塗り込むことをオススメします。イメージとしては、ボディケアの時にクリームを塗り込むような優しいタッチです。水分量が多いもの(レザー専用品がベスト)の方が、レザーへの浸透もよく馴染みやすいですよ。その後、ブラシを使用してさらにシューズにクリームを馴染ませていきます。その際にブラッシングは、小刻みに素早くかけていきましょう。そうすることで、摩擦熱が発生してよりシューズに馴染むと言われています。

4.ポリッシュで磨きをかける
ポリッシュを表面に軽く塗り込み、レザー特有のツヤを出していきます。その後、布で軽く優しくクルクルと磨きます。この時に、布を少しだけ湿らせるのがポイント。そうすることで、見違えるほどピカピカに仕上がりますよ。

5.拭き取り / ソールケア
乾いたクロスで、クリームなどの滑りを取り除いていきます。その後に靴底用のオイルまたはクリームをソールに塗り込みます。ソールは見えないからケアしない方も多いですが、実はそれは大間違い…実際に日々歩くことで磨耗したりダメージが加わるのはソール。だからこそ、1日でも長く履くためにはソールケアはマストです。オイルを塗ることで、経年劣化や使用頻度によるソールのヒビ割れやカケを防ぐ役割を担ってくれます。

※レザーシューズに色ハゲなどがある場合…
レザーシューズを長年履いていると、どうしても色褪せなどが発生してしまうことも。その際は、『補色』といって、色を加えて購入当初のように蘇らせる作業を行います。その場合、レザークリームで保湿したあとに行いましょう。補色に関しては、ブラシを用いて細部まで塗り込むのがポイント。クリームの量が多すぎても薄すぎてもNG。クリームに記載されている適正量を守って使用することをオススメします。

艶がポイント!エナメルシューズのケア方法

女性のパンプスやオペラシューズに多いエナメル。ツルッとしたツヤ感が、女性を中心に多くの支持を得ています。ただ、たまに見かけるのが擦れてくすんだエナメルシューズを履いている方…どうせ履くなら、エナメルならではのツヤ感をキープしたいですね。以下でケア方法をお伝えしていきます。要領はレザーシューズと似ているため、1度覚えてしまえば意外に簡単ですよ◎

1.ブラッシング
まずは、ブラッシングでエナメル素材に付着した埃や汚れを除去していきます。実は、エナメル素材は軽くブラッシングするだけでも割と綺麗になります。ヒール部分や履き口も忘れないように、細部まで丁寧にブラッシングするのがポイントですよ。

2.クリーナーで汚れを落とす
ブラッシングで取りきれなかった汚れは、エナメルクリーナーで落としていきます。特にパンプスの親指あたりの表面は、擦れで黒くなりがち。水で洗っても、こすっても黒ずみが取れないと悩んでいた方必見ですよ。クリーナーを使えば、あれだけ悩んでいた汚れがあっさり取れるなんてことも。また、この時あまり力を入れすぎないのがポイント。クルクルと円を描くように、優しくなでるように行いましょう。

3.ツヤ出し/ 内側ケア
エナメル専用オイルやクリームで、ツヤを出していきましょう。薄づきでもしっかりとツヤが出ますので、ベタベタ塗りこまないのがポイントです。また、その際に内側の状態も確認しましょう。特にパンプスに関しては、インソールのキワに汚れがたまったり黒ずみが発生しがち。専用クリーナーまたは除菌シートなどで拭き取りをします。簡単にできますので、表面をケアし終わったら必ずインソールのチェックも怠らないようにしましょう。パンプスは開放感があるように見えて、意外に匂いもこもりがち…やはり日頃から見た目だけでなく、ニオイケアも含め内側からしっかりとケアしていきましょう。

 

定番!スニーカーのケア方法

ここからは、足元の定番アイテム “スニーカー” のケア方法についてご紹介していきたいと思います。また、ひとえにスニーカーといっても『スエード』、『キャンバス』、『レザー』などさまざま。そこで今回は、素材ごとのケア方法をお伝えしていきたいと思います。是非とも参考にしてみてくださいね。

爽やかな印象が◎キャンバス素材のスニーカー

布地で軽やかな印象が自慢のキャンバススニーカー。カラーバリエーションが豊富で人気のあるコンバースもキャンバス素材です。

1.シューレースは靴からはずしておく
シューレースを別で洗わないと、ホール部分との接地面だけ汚れが取れません。そのためあらかじめ外しておきましょう。

2.ぬるま湯で一通り丸洗いする
まず、ぬるま湯でザッと洗い流します。泥汚れなどがひどい場合は、そこは重点的に洗い流しておきましょう。

3.ブラシでこする
粉石鹸をブラシにつけてこするか、固形石鹸をシューズ本体に塗り込みブラッシングしていきます。レザーと比べると、多少は力を加えても良いです。しかし、カラーのものに関しては、擦りすぎて変色してしまう可能性もあります。程よい力加減で、取れにくい汚れは無理な力を加えるよりも “もみ洗い” をオススメします。

4.日陰で乾燥させる
日向の方が早く乾くと思われがちですが、変色してしまいがち…そのため日陰で時間をかけてじっくり乾かしていくことが大切です。

※キャンバスにロウを塗ると汚れ防止!?
どうしても汚したくないホワイトのキャンバススニーカー。そんな時に、ロウを薄く塗り込むと汚れが付着しにくくなります。

スエードは洗えない!水洗いは絶対に避けて!

スエードと水は非常に相性が悪いです。雨で濡れただけでも、そこがシミになってしまう可能性があるほどデリケート…そのため、ケアはブラッシングにとどめておくのがベターです。防水スプレーをうまく活用することで、急な雨に降られても安心できますよ。遠目からスニーカー全体にふりかけるだけ。まさにスエードの味方!手軽に水を防ぐことができる、防水スプレーは量販店などで1,000円前後で比較的安価に入手できますので是非GETしてみてくださいね。

レザースニーカーは通常のレザーシューズと同じケアで◎

アパレル関連のパーティーなど、かしこまったシーンだけど遊び心が欲しい!そんな時にぴったりなのが『レザースニーカー』
レザースニーカーのケア方法は、上記でご紹介したレザーケアと同じ方法でOKです。決して『レザーだけどスニーカーだから、ガシガシ洗っちゃおう!』なんて思わないでくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、シューズ全般のケア方法についてまとめてみました。素材によって、それぞれにぴったりのケア方法があることを理解していただけたかと思います。キャンバス生地のスニーカーに比べると、レザーやエナメルのシューズは『大変そうかも…』という気持ちになるかと思います。しかし、1度覚えてしまえばスムーズに行えますよ◎2週間に1回など、自分の中で期間を決めてルーティンにしてしまえば覚えも早くなりますし、シューズも常に綺麗な状態を保つことができると思います。
是非、いつも綺麗な足元で街へ繰り出してみてはいかがでしょうか。

ドレスシューズに革命をもたらしたブランド、『コールハーン』を知っていますか?

アメリカのシカゴで1928年に誕生した『コールハーン』。そのブランド名は創業者の靴職人、トラフトン・コール氏とエディ・ハーン氏から取ったものです。コンセプトは、“モダン・アーチザン”。職人的な技術とモダンな要素を組み合わせた紳士用ドレスシューズのブランドとしてスタートしました。1950年代にはアイビーやプレッピーといったアメリカントラッドスタイルの代表的なブランドとして人気が上昇。その後メンズシューズの分野において確固たる地位を築き、女性用や子供用の靴も支持を高めていきます。